「うつ病歴18年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

うつオジサンが考える「アドラー心理学」の効用とその可能性~その7「健全な家庭環境の作り方」~

育った家庭の環境は、自分自身を形成する要因として多きな影響を与えています。
親からの教えや兄弟姉妹との関係は、どのような影響をもたらすのでしょう。
また、子どもにとって望ましい家庭環境が何たるかをアドラーは後世に伝えています。
今回は、アドラー心理学が教えてくれる「健全な家庭環境の作り方」についてです。

第一回(プロローグ) ⇨ こちらから…!

第二回(基本理念)  ⇨ こちらから…!

第三回(負のスパイラル)  ⇨ こちらから…!

第四回(ポジティブな自分を作る) ⇨ こちらから…!

第五回(対人関係) ⇨ こちらから…!

第六回(仕事で人を効率的に動かす方法) ⇨ こちらから…!

【健全な家庭環境の作り方…!】

うつオジサンは、「一人暮らし」の「引きこもり」の「うつ病患者」です。
自分自身では家族を持ったことはないのですが、うつオジサンが子どもだった頃のことを思い浮かべると、いくつか思い当たることがありました。

「健全な家庭環境」があれば、たとえ「うつ病」になったとしても、「再発」の可能性は低くなると思いませんか?

鳥

【ライフスタイル(性格)は3つの要素で構成される…!】

ライフスタイルという言葉は、働き方や家庭・趣味などを含めた生活様式を想像しますよね。
アドラー心理学でのライフスタイルは、一般的に使われているものと少し異なり、性格や信念といった意味を表します。
アドラー心理学のライフスタイルを構成する要素は3つあります。

1.自己概念:「私は〇〇だ」といった、自分の現状についての信念
2.世界像
:「世の中(世の中の人々)は〇〇だ」といった、自分を取り巻く世界の現状についての信念
3.自己理想
:自己概念と世界像から導き出される「だから私は〇〇しなければならない」「だから世の中の人々は〇〇すべきだ」という結論

自己概念と世界像は現状についての信念ですが、自己理想は信念となっています。

【ライフスタイルの形成は家庭の環境を強く受ける…!】

ライフスタイルは、生まれ持ったものや育った環境によって形成されますが、最終的には自分自身が選んでいます。
それでは、その人固有のライフスタイルはどのようにして形成されるのでしょう?
それは、3つの影響を受けて作られていきます。

1.身体的な影響:親からの遺伝や自分の身体の障害などから受ける影響
2.文化的な影響:育った国、地域、社会などの共同体の価値観から受ける影響
3.家族布置:家族構成、家族の価値観、家族の雰囲気などから受ける影響

このように、身体、文化、家族などの影響を受けてライフスタイルは形成されます。
最終的には、本人が選び取っていることを忘れてはなりません。

家族

【兄弟姉妹の関係には、親子以上に大きな影響が…!】

ライフスタイルには、家族構成などの家族布置が大きな影響を与えます。
家族関係のなかには、親子、祖父祖母と孫、兄弟姉妹などがありますが、アドラー心理学では、兄弟姉妹の関係が特に影響が大きいと考えます。
両親は無意識に子どもを競い合わせますし、子どもの方も親の愛を奪い合います。
つまり、兄弟姉妹の間では、競争が起こる傾向があるのです。

兄弟姉妹は、それぞれ得意なものが別になる傾向があるとされています。
長男が野球を好きな場合、次男は野球ではなくサッカーなど別の種目、または勉強や芸術など別の分野を選ぶ傾向があるってことですね。
同じ分野で戦うのではなく、別の分野で兄弟姉妹よりも自分が優れていることを示そうとするのです。
こうした競争を含めた家族間の人間関係を通じて、子どもは社会について学び、ライフスタイルを作り上げていくのです。

鳥

【親の接し方で、子は自分の役割を決める…!】

兄弟姉妹間の競争については上述したとおりですが、その根底には親の期待や親の愛があります。
親の子どもに対する接し方も、子どものライフスタイルの形成に大きな影響を与えます。
子どもは、親の自分への接し方を見て、自分自身に対する評価を決めます。
例えば、親からある種のレッテルを貼られると、子どもは自分自身にそのレッテルを貼ってしまうのです。

親からのレッテルが「優しい子」「頑張り屋」などといったポジティブなものだとしても、決していい影響ばかりとは限りません。
子どもは、親をはじめとした大人たちの期待に必要以上に応えようと頑張ってしまうものなのです。
子どもは純粋なので、「期待に応えられないと嫌われてしまう」などと思い込むことだってあります。
親の期待が逆効果になることがあることも十分に理解しておきましょう。

【教育の大切な「4つのS」とは…?】

アドラー心理学には、独自の教育哲学があります。
子どもを育てるうえでアドラー心理学で重要な要素が「4つのS]です。
頭文字が「S]の4つの単語です。

① 尊敬
尊敬という言葉から上下関係を連想してしまいますが、ここでは対等な人間としての相手の行動を尊重します。親と子は、人間として対等なのです。
② 責任
アドラー心理学での責任は、仕事であるとも言い換えられます。課題から逃げずにやるべきことを行う責任を子どもに教えるのです。
③ 社会性
ここでいう社会性とは、表面的な人と人の付き合いのことではなく、自分の要求を通す際に他人を傷つけない姿勢や技術のことです。自己主張する場合でも、他人を傷つけてはいけないと子どもに教えるのです。
④ 生活力
社会で生きていくための力のことです。学校教育が実生活でどのように役立つか考えるのがアドラー教育の根本的な理念になります。

家

【生まれてくる順番で、性格の傾向は大きく変わる…!】

生まれてきた順番によって、兄弟姉妹のどのポジションにつくかは決まります。
それによって性格の傾向に違いが出てきます。

例えば、第一子は「一番でいたいと願う」「注目を集めようとする」「プライドが高い」などの特徴があります。
第二子は、第一子に追いつき追い越そうとするだけでなく、第一子が成功すると自信を失いがちです。
上と下に挟まれた中間子の傾向は、人生を自分で切り開いて進みがち。また、自分だけ不公平に扱われて愛されていないと感じるものです。
一番下の末っ子は、赤ちゃんのように振る舞い、他者から助けてもらうことをあてにしがちです。
一人っ子は。甘えがちであり、自己中心的でマイペースです。

これらは、すべての子に当てはまる訳ではありませんが、性格の傾向を知るうえで参考にすることはできるのでは…?

【埋めれてくる順番で、行動パターンの傾向は異なる…!】

兄弟姉妹との人間関係によって、それぞれ起こしやすい行動パターンがあります。

第一子は、弟妹が生まれると、親の愛を奪われたと感じて、親の関心を引こうとしがちです。また、弟妹に対してリーダーシップを発揮する側面も持ち合わせています。
第二子は、第一子と反対の性格になることが多く、常に競い合うような行動を取りがちです。
中間子は、親の関心を独占したことがないので、立場に不安を感じて攻撃的になるケースも…。その一方で、他の子たちより社交的なコミュニケーション能力を身に着けることもあります。
末っ子は、甘やかされることが多いですが、言動をまともに取り合ってもらえないことも多いです。
一人っ子は、親の影響を受けやすく、年が近い兄弟姉妹がいないため、対人関係が苦手になりがちです。

人物

【子どもの性格形成に家庭環境が与える影響力…!】

家族の人数、兄弟姉妹の性別といった家族構成も、子どものライフスタイルに重要な影響を与えます。
例えば、大家族で兄弟姉妹間の年の差が大きく離れていると、兄弟姉妹が2つ以上のグループに分かれたり、一人っ子のような扱いになる子どもが出てきたりします。
年の離れた弟妹に対して、親のような役割を担う場合も…。

兄弟姉妹の中で体が弱い子など特別扱いされる子がいる場合、両親の関心がその子に向くと、他の兄弟姉妹は反発します。
また、兄弟姉妹の中で早くに亡くなった子がいると、その子が過剰に理想化されたり、両親は残りの子たちを過保護にしたりします。
兄弟姉妹の性別も重要です。
男ばかりのなかで1人育った女の子は男っぽくなったり、女ばかりのなかで育った男の子は女っぽくなったりします。

【豊かな家庭を築くために自分自身ができること…!】

家族全員に良い作用を与える「良い雰囲気の家庭」を築くために、一体何が必要なのでしょう?
家庭の様々な要素が、子どものライフスタイルに影響を与えることは上述のとおりです。
そして、家族の中であれ上下関係を築いてしまいがちになります。
しかし、それでは軋轢を生みやすく、悪い方向に作用してしまいます。

より良い家庭環境を築くためには、開放的でお互いに尊敬し合う関係を心がけることが必要です。
何事にも楽観的で、家族のことを温かく受け入れる心をまずは自分が持つのです。

家族の誰かが何かを行ったときには、結果よりも取り組む姿勢を重視することが望ましい家庭環境です。
たとえ失敗しても、頑張ったなら責める必要などないのです。
家族のなかで何かを決めるときには、きちんと民主的に話し合います。
話し合いでは感情的にならず、あくまでも理性的であることも必要なことです。
そして、何かを行うときには助け合い、家族の誰かが困っているときには、その人を勇気づけてあげましょう。

人

【豊かな家庭を築くためにやってはいけないこと…!】

豊かな人生を送るうえで望ましい家庭環境があれば、望ましくない家庭環境もあります。
悪い雰囲気に満ち、閉鎖的な家族関係がそれに該当します。
家族同士で話し合うことがなく、悲観的で、さらに相手を尊重することのない環境は最悪だと言えるでしょう。
そうした関係は、行動に対して結果だけで判断して、それまでの過程や努力を認めることをしないと構築されやすくなります。

家庭内で権力を有する者が物事を決定してしまうと、周りはそれに従うことしかできません。
理性的に話し合うことなく感情的に物事が進んでしまうと、助け合いのない競争ばかりが行われ、足の引っ張り合いになってしまいます。
そうなると心が傷つくこともあります。
反対に、過保護や過干渉な態度も同様に家族のためにはならず、正しい勇気づけの視点が必要です。

うつオジサンが考える「アドラー心理学」の効用とその可能性~その7~

うつオジサンは、はじめて「うつ病」になって、職場に復帰する前に「フロイトの心理学」を勉強しました。
何事にも原因があるという考えなので、うつオジサンが「うつ病」になった原因を考えました。
そうすることが「うつ病の再発」を防ぐための方策だと考えたのです。
その結果、自分の性格の脆さに自己嫌悪感を抱いてみたり、いたずらに犯人捜しをしてみたりしてしまいました。

一人暮らしのオジサンが「うつ病」になってしまうと、果てしのない孤独感に苛まれます。
もっと上手に生きて、自分の家族を持っていたならと、今更ながら無意味なことを考えてしいます。
もしそうだったならば、何度も「うつ病」を再発させることはなかったのでは…?

うつオジサンは、「アドラー心理学」に出会って、「遷延性うつ病」の方や「うつ病」からの回復期の方、職場に復帰して「うつ病の再発」を心配されている方々の役に立つのではないか?
その可能性は大きいのではないかという考えを持ちました。

現在はまだ「アドラー心理学」を勉強中なので上手く言えませんが、今後は『うつオジサンの闘病日誌』のメニューの中に体系的にまとめたいと思っています。

あなたも「アドラー心理学」を学んでみたいと思いませんか?
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