「うつ病歴20年目」のオジサンの闘病日誌です!「うつ病」かなって思ったら…!「うつ病」になっちゃったら…!「うつオジサンの闘病日誌」を読んでみてください!何かのヒントになるかもよ!

「うつ病」を理解してください…!

今日、「夢」を見ました。
それは、会社で働いていたときのこと。

これは、現実にあったことを「夢」で見たのです。
それは、思い出したくもない類の「夢」でした。

「夢」で見たこと…!

うつオジサンは、入院してお仕事を休ませて頂いた以外にも、「有給休暇」や「病気休暇」も使わせていただきながら、何とか仕事をさせて頂いていました。
思い出すと、良くもあんなに休んだものだと思ってしまいます。
しかし、病気なので仕方がありません。
 
この夢は、現実にあったことを再現したものでした。

うつオジサンは、「うつ状態」で2週間の病気休暇を頂き、会社を休んで寝込んでいました。
しかし、ある日だけは、うつオジサンが行かなければ、その仕事ができないことがありました。
(会社のデータ管理室内のパソコンを操作して行う。)
実は、一年前もその仕事があったのですが、その時も「うつ状態」で2週間の病気休暇中だったため、そこまで考えが及ばず、2週間後に仕事に戻りました。

仕事に戻る早々、課内のお局様から「あなたが休んだから、大変だったのよ!○○君(前任者)まで来てもらったんだから…。」とお叱りを受けました。

その一年前のことの印象が強く残っていたため、その日だけは何としても、這ってでも仕事に行かなければ…と思っていました。
そして、何とか会社に行き、その仕事を終わらせ、帰ろうとしたときのことです。
課内の後輩から、「○○さん、おかしくないですか。病気休暇中ですよね。なぜ仕事に来るんですか?」と言われたのです。

うつオジサンは、「おかしいのは分かってる。でも今日だけは来ないと、誰が△の仕事をするの?去年も大変だったと聞いていたから、無理してきたんだよ。」と言い返しました。
すると後輩は、「それは関係ないですよ。仕事に来れないから病気休暇なんじゃないんですか?」とさらに言い返してきました。

うつオジサンは、再び「ずっと寝込んでいたんだけど、今日だけは頑張ろうと思って無理して仕事に来たのに、褒められても、文句を言われる筋合いはない。」…。

こんなやり取りを繰り返して、「それじゃ、もし今日自分が来なかったらどうなったの?」とうつオジサンが言うと、さらに「今いるメンバーで考えますよ。」、「いやいや、今いるメンバーで去年は何もできなかったって聞いていたから来たんだよ。」、「病気休暇中だから、会社に来てはいけないんじゃないですか?」…。
…その繰り返しが1時間くらい続きました。

すると、さらに別の後輩から「○○さん、元気じゃないですか?」と言われてしまいました。
うつオジサンも理解して欲しくて熱くなってしまいました。

普通であれば、その話に上司が加わって、「まあまあ、○○君も仕事のことを考えて来てくれたんだから…。」とかなるか、または、最初の時点で「○○君は、病気休暇中だから帰りなさい。」というのが通常ですよね。

1時間も部下が議論していても、上司は無関心で、ただパソコンとにらめっこしていました。
この上司が普通に仕事をしてくれる人だったら、このような議論にはならなかったはずです。
グループ全員が、その上司は何もしないことがよく分かっています。
一年前も、その上司が動いて何らかの対応をしてくれていたら、うつオジサンも病気休暇中に無理して仕事に行くこともなかったはずです。

結局「本来は、上司である○○さんが調整しなければならないこと。」ということで話はまとまり、うつオジサンは家に帰ったのです。

これを境に、うつオジサンはその部署で孤立をしていくことになりました。

現実にあったことをそのまま夢で見ました。
よほどそのことに引っ掛かりがあったのでしょうね。

『うつ病』を理解してください…!

うつオジサンが「うつ病」であることは、その部署の誰もが知っていることでした。
…、にも関わらず、うつオジサンにあのように言われるとは悲しいことですね。

うつオジサンは、うつ状態でずっと寝込んでいました。
でも、…です。自分しかその仕事が分からないことを知っていたので、無理して仕事に行きました。
なぜ、上記なような話になるのでしょう?

「病気休暇中なのに仕事に来る」=「たいした病気ではない」=「会社や仕事に甘えている」と思われている、ということでしょうか?

でも、うつオジサンは「ツラくて、ツラくてうつ状態になっている。」、だから仕事を休んでいる。…のです。
ただ、「その日だけは仕事に行かなければならない。」という強い使命感で仕事に行ったのです。

また、上記に挙げた後輩だけでなく、その他にも色取り取りの人たちがいて、ことごとくトラブルになりました。
なぜトラブルになるかと言えば、例えば〇月〇日までに全員「□△」をしなければならない、しかし、誰もしている様子はない。
これもうつオジサンが心配することではなく、上司がすべきことです。

上司に話しても「だよね。」で済まされて、まったく机から離れないため、うつオジサンが一人一人話して回るのですが、「○○さんから言われることではありません。」、「なぜ○○さんが言って回るのですか?」、「そんなのありましたっけ?」といった感じです。
上司に対しても後輩に対しても「ストレス」溜まりまくりでした。

一事が万事です。すべてこんな感じでした。
こんなメンバーの中で孤立無援になって「うつ病」になっても仕方ないとは思いませんか?
まして、その1年ほど前に、同じ課の同僚が「自死」しているのです。

結構、みんな泣きましたよ!
その人もそのようなメンバーの中で孤立無援だったのかもしれません。
そんなことがあったにも関わらず、今度はうつオジサンに矛先を向けてきたのでしょうか?

やはり、仕事に復帰した時点で、「うつ病」は完全にリセットされたとでも思っているのでしょうか?
会社に復帰して、その後「病気休暇」も取らずに順調に仕事をしているのなら分かります。
しかし、「うつ状態」になってたびたび仕事を休んでいるので「まだ良くなっていないのかな」と思ってくれるような人は、一人もいないものでしょうか?

お願いします!『うつ病』を理解してください!
決して甘えているのではありません。

やっと仕事に戻れても、上記のようなことがあれば、『うつ病』は再発してしまいます。

お願いします!
『自死』する人が出るような職場にしないでください。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像)
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